介護福祉士の勉強について
介護福祉士になるための勉強法には、筆記試験対策と実技試験対策の２つがあります。介護福祉士の勉強法で、実試験対策としては、実技試験用の対策講座を受講して、日頃の実務の技術内容を見直し、試験時の注意点を確認しておくことが有効です。
また、実技試験の過去問題をよく見ておき、どのような出題傾向があるのかを把握しておくと、実技試験の際の心の準備もできます。
実際には、実技試験の免除申請もでき、介護技術講習会を受講して修了を認定してもらうという方法もあります。介護福祉士の勉強法でポイントになるのが、筆記試験対策ですね。
先ほどの実技試験も筆記試験に合格しないと受けられません。
介護福祉士の国家試験のうち、筆記試験の科目は社会福祉概論、老人福祉論、障害者福祉論、リハビリテーション論、社会福祉援助技術、老人・障害者の心理、医学一般、介護技術、形態別介護技術などの13科目となっています。
この13科目をまんべんなく学習しておくことが介護福祉士の勉強法では大切です。そこで、介護福祉士の勉強法で重要なのは、過去問題をまずきちんと解いておくことです。過去問題の中には、介護福祉士として基本的にはずせない重要な内容が含まれているからです。介護福祉士の勉強法の基本は、過去問を丁寧に解き、参考書もしっかり見ておくことです。
また、介護福祉士の勉強法の中で忘れてはならないのが、その年の介護関連法の改正などの最新トピックスに関する知識の整理です。過去問などを見ていますと、介護福祉士の法改正などは、出題確率が高いようです。ただ、過去の出題されなかった問題が出ることもありますので、介護福祉士の勉強法で注意しておきたい点は、過去問だけにとらわれないことです。過去問の解答の理由をしっかり整理し、関連する情報をテキストや参考書で確認していくのがよいでしょう。
問われているのは、筆記試験と同じく「介護の知識」であることを忘れてはいけません。
基礎を疎かにせず、しっかりと身に付けていれば実技試験も合格できるはずです。
一般的な勉強のポイントまとめ
・試験日の半年前ころから開始する。（十分に勉強時間の取れる人は3～4ヶ月前でもOK)
あまりにも早く始めてしまうと、だれてしまいます。途中でやらない日ができてしまったりするのは危険です。
・毎日必ずテキスト（問題集）にふれる。
人間は復習しないと、1週間で学んだ内容の５０％、2週間で８０％が記憶から消失します。
常に復習を含め、テキスト関係に目を通すことを忘れてはいけません。
・テキストは最低3回読む
1回目は「粗読」、2回目は「熟読」、3回目は「精読」を行うのが基本です。漫画や映画と同じで、何回も目を通すと内容が定着し、今まで見えてこなかったものも見えてきます。
・試験1ヶ月前までに学習範囲は全て終える
試験1ヶ月前からは実践演習のみです。
とにかく問題集や模擬試験で実戦経験を積み上げます。
・模擬試験は受けるべし。
試験の雰囲気を感じるには、模擬試験がを受けることが大事です。
特に、自宅で受けられるものではなく、会場で受験する模擬試験は最低でも1回は受けておくべきです。